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2007年11月26日 (月)

SYBR GREENの蛍光画像

長野県野菜花き試験場のご協力を頂き、VISTRA GREEN(%1)染色によるDNA画像をスキャンしました。

19x12cmのゲル3枚をA3プラテンガラスに並べて、一度にスキャンしました。

・スキャン条件:48bitカラー、300ppi ⇒RGBの内、16bitGreenチャンネルのデータを解析用に分離しました。

・スキャン時間:3分08秒

・励起光:λ=467nm 青色LEDアレー

■結果:

次の画像は、上が新開発の電気泳動ゲル専用蛍光・可視イメージスキャナ GELSCAN による画像、下がイルミネータ+デジタルカメラによる現行手法の画像です。

左側の□囲みは画素(pixel)等倍の部分画像です。分解能の違いが分かると思います。

■ デジタルカメラを用いる手法に対する、GELSCANによる手法の利点を挙げてみます。

(1)暗室が不要であること。PCの隣で作業ができます。

(2)ズーム、ピント合わせ作業が不要なこと。

蛍光光は微量であり、ピントがボケていると微細な濃淡を捕らえることができません。

(3)ゲル染料に照射される励起光の積算光量が必要最小限であること。

デジカメ撮影では、ピントあわせの作業中、ゲルに励起光を照射し続けます。GELSCANは、スキャン時のみ照射されます。

(4)スキャン直後にPCのディスプレイにて確認できる。メモリーカードなどによるデータ移動が不要。

(5)光源を直接見る必要が無く、目にやさしい。また、青色光のため万が一見つめても安全。

デジカメ撮影では、ピントあわせの作業中、励起光を見つめ続けることになります。

(6)A3サイズのプラテンガラスに複数枚のゲルを並べ、一度にスキャンすることができる。

次はタンパク質 Flamingo染色画像の予定です。レーザー+PMTイメージャーと比較します。

(つづく)

■備考:

(%1)アマシャムのVISTRA GREENという商標でしたが、励起光、蛍光のスペクトルは下記のとおりで、SYBR GREENとほぼ同等でした。

Vistra Green ( Excitation : 490nm, emission : 520nm)

application note ,"Fluorescent DNA Gel Stain Detection",63-0031-02/Rev-B/2002-3,Amersham Biosciences

---

SYBR GREENのexictation , emission spectra

invitrogen spectra viewerより

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修正履歴:

[2008.3.31]

正:VISTRA GREEN

誤:VISTA GREEN

[2008.3.29]

正:SYBR Green

誤:CYBR Green

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