画像ファイルの保存形式
◇画像ファイルの保存形式
~スキャンした画像ファイルを保存する際の保存形式(ファイルフォーマット/書式)の選択~
EPSON Scan(Version 2.94J)の保存形式メニューには、拡張子(ファイル名の最後に付く.xxx)にて分類すると4種類あります。
.bmp (BITMAP)
.jpg (JPEG)
.tif (TIFF)
.pdf (PDF)
・画質とスキャン画像の再利用性を重視した場合、BITMAPか、TIFF形式を選択します。後で述べる理由からTIFFをお勧めします。
・JPEGは、画像ファイル容量を小さくしたい(1/10など)以外の目的では選択しません。画質が劣化します。
・pdfは、編集された文字や画像の挿入された文書の保存を目的として開発された書式です。今回は使用しません。
・保存形式メニュー に有る、PRINT Image Matching II は、EPSON提案のファイル書式(オプション)で、画像を忠実にスキャンする観点からは無関係です。無視してください。
赤外線イメージスキャナ IR-4000は、白黒画像で16bit、フルカラー画像で 48bit画像を出力することができます。通常は、それぞれ白黒画像で8bit、フルカラー画像で24bitです。16bit/48bit画像をスキャン、保存する場合には、TIFFを選択する以外にありません。16bit/48bit画像をスキャン、保存する場合、EPSON Scan(Version 2.94J)は、BITMAPでも見かけ上動作していますが、保存される画像は、8bit/24bitとなっています。(エラー表示されるべきです。)
(2007-4-26 ichinose)
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