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2007年8月 3日 (金)

DTPの夜明け その4

DTPの夜明け (pdf 19page)

http://www.imeasure.co.jp/pdf/DTPnoYoake.pdf


ガンマの話

PIXELには長さの単位が無い。なのでdpiという単位長さあたりにPIXELをいくつ割り当てるかという「モノサシ」が必要となる。という話を前回(その3)しました。

【実は、dotという単位は、網点印刷という[インキを乗せる/乗せない]技術の表現であって、PIXELあたりで諧調(ON/OFFではなく、濃淡をきめ細やかに表現する際の濃度分解能のこと)表現できる出力/入力装置の場合は、ppi(Pixel Per Inch)という表現の方がしっくりと来る。Photoshopは実際、途中のバージョンから[イメージ]⇒[解像度]で表示されるものさしをdot/inchからpixel/inchに変更した。】

PIXELには、明るさの単位が無い。

なので諧調情報を持つ場合に、濃淡表現の相対的な明るさを決める「モノサシ」が必要となります。これがガンマです。

意外に思われるかも知れませんが。たとえばフルカラー24bitデータで、

PIXELその1:(R,G,B)=0,0,0

PIXELその2:(R,G,B)=128,128,128

PIXELその3:(R,G,B)=255,255,255

というPIXELがあったとします。

PIXELその3の明るさがディスプレイが表現する明るさの最大値だとして、PIXELその2は、数字が半分だからと言って、明るさが半分となるとは限りません。ガンマ1.8のディスプレイであれば、174が半分となります。

ガンマ1.0のディスプレイであれば、128という諧調は、255の半分の明るさ(輝度)になります。(正確には、PIXELその1がブラックホールのように暗黒でディスプレイ表面での環境光による反射などで明るさを全く持たないことを仮定。また、255なので、正確に半分とは127.5です。)

理系的な感覚としては、全ての入力装置(スキャナ)、出力装置(プリンタ)をガンマ1.0にしちゃえばいいのに。何故ガンマを1.8やら2.2(デファクトスタンダードとなったsRGB色空間を持つデジカメのファイルフォーマットEXIFは2.2)なんていうメンドくさい特性にしてしまったのかと不思議に思います。この理由は、続きで。

(つづく)

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