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2007年8月 8日 (水)

DTPの夜明け その7 補足

DTPの夜明け (pdf 19page)

http://www.imeasure.co.jp/pdf/DTPnoYoake.pdf


ガンマの話(5)

その7コメントに、『昔読んだColorTronのマニュアルには、ガンマ1.8の理由は、MacintoshのCRTと LaserWriterの調子を合わせるためだと書いてありました。』とありました。

LaserWriterは、電子写真式なので、入出力特性(dot率に対する面積比率の特性)がどうなるのか、不明ですが、インクジェットプリンタであれば理想的なインクジェットドットが打たれた場合を理論的に予測可能です。(%1)

まず、まっさらな白紙にインクジェットプリンタによって、dotが1つ打たれた場合を考えます。

理想的なドットの場合、その直径は、解像度のピッチと等しくなりますから、その面積は、解像度あたりの四角の1辺を1とすると、1.57になります。

よって、現在の主流のディザ(打つか打たないかのdotの面積比率でグラデーションなどの中間調を表現する方法)である、誤差拡散法(%2)でドットが1,2,3,,と増えていく場合、そのdot面積の増加の割合は1.57ですのでグラフにすると、y=1.57*xの直線に乗ります。

同様に、100%dotが埋まった状態から、1dotづつdotが抜けているシーンを考えます。

こちらは、四角の面積-(円の面積-四角の面積)の分、つまり

2*四角の面積-円の面積=0.43 だけ「黒さが抜けて」いくことになります。

以上をグラフにすると次のとおりになります。

その7と同様にRGB系(0-255)とするためにX,Y軸を逆転します。

今回も、ガンマ1.8のラインを入れました。(他にもガンマ1.5,ガンマ2,2のラインを入れました。)

このシミュレーション結果を見る限り、インクジェットプリンタを使って、DTPシステム開発をしたとすれば、システムガンマを 1.5にしたのではないでしょうか。

(実際には、エプソンの初代インクジェットプリンタ開発当初、720dpiのピッチのルート2=50μmのドットは打てなかったので、ガンマ2.2くらいだったというウワサがあります。。^^)

(%1)『カラーイメージスキャナ設計技術』に初掲。

(%2) 修正:平均誤差最小法⇒誤差拡散法

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