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2007年8月 4日 (土)

DTPの夜明け その5

DTPの夜明け (pdf 19page)

http://www.imeasure.co.jp/pdf/DTPnoYoake.pdf


ガンマの話(2)

何故ガンマを1にしなかったのか。

まず、元祖のAppleの言い分(%1)を聞いてみましょう。

「一般的なブラウン管(CRT)ディスプレイの場合、(略)ガンマは「2.5」となります」

「ガンマが「2.5」のままの状態よりはガンマが「1.8」に調整された状態の方が、大幅に画像イメージの再現性が向上します。」

「Macは、グラフィック制作を使用目的の一つとして設計されているため、画像・映像の『ディスプレイ上での見た目の再現性を重視』します。」

ちょっと苦しい言い訳しているような文章です。

つまり、見た目の再現性がもっとも良かったのは、ガンマ1.8だった。

と言っています。

ここにいくつかの疑問が沸きます。

疑問1:一般的なCRTのガンマはどうして2.5になるのか?

疑問2:見た目の再現性とは何なのか?

疑問1はネット上を調べると参考情報はたくさんあるので、みなさんにお任せして(リクエストがあれば整理してみます。ガンマとは、いわゆる真空管の三極管の特性として使われます。)、疑問2について話を進めたいと思います。

さてここからは、一ノ瀬の仮説です。(^^;)

見た目の再現性とは、

(1)肉眼の特性 目は明暗をどのように感じているのか?

(2)出力装置の特性、具体的には、印刷物の濃度再現特性はどうなっているのか?

さて次回は、肉眼の特性についての話と印刷物のドットゲインの話(分析)をしたいと思います。

(つづく)

(%1)Appleの言い分:

http://www.apple.com/jp/pro/filmvideo/nle/06/index2.html

世に存在する画像・映像処理デバイスは、個々にガンマを持ちます。例えば、一般的なブラウン管(CRT)ディスプレイの場合、その電気的な特性からガンマは「2.5」となります。このままでは再生される映像のイメージは暗くなり、自然なコントラストも得らません。

(ここに挿入されている図3、図4は分かりやすい。ichinose)

Macのガンマ
Macは、グラフィック制作を使用目的の一つとして設計されているため、画像・映像の『ディスプレイ上での見た目の再現性を重視』します。過去において、MacのディスプレイデバイスとしてCRTディスプレイが用いられてきましたが、このCRTディスプレイのガンマは先にも示したとおり「2.5」です。ガンマが「2.5」のディスプレイデバイスの使用を前提に、最終的な画像の再現性を向上させるためのテクニックとして、Macでは「1/1.4」のガンマコレクションを施します。

2.5 × 1/1.4 ≒ 1.8で、結果ガンマは「1.8」となります。ガンマは理想的な「1」とはなりませんが、ガンマが「2.5」のままの状態よりはガンマが「1.8」に調整された状態の方が、大幅に画像イメージの再現性が向上します。この「1.8」という値がMacのシステムガンマ——Macそのものの画像・映像の再生特性となっています。

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