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2007年7月29日 (日)

DTPの夜明け その3

DTPの夜明け (pdf 19page)

http://www.imeasure.co.jp/pdf/DTPnoYoake.pdf


PIXELには寸法の単位は無い。。

初めてデジタル画像を扱う人はたいがいこの概念に躓きます。

たとえば、スキャナでスキャンした手札写真をPhotoshopでディスプレイに表示して、プリンタに印刷する。この流れでは、全く支障が無い。オリジナルと全く同じの色にならないにしても、大きさは同じ大きさでプリンタから出力される。でも、いよいよ手にした一眼レフデジカメ。撮影した画像をPhotoshopで開いてサア印刷!すると、、

「画像のサイズがプリント範囲よりも大きいため、画像の一部が切り取られます。」[続行][キャンセル]なんていう警告が出る。まあいいやと続行すると悲惨な結果に(%1)。なぜこうなるかというと、PIXELを単位長さあたりいくつ割り当てるか。という情報が(適切で)ないために発生する。これが、PIXEL数⇒寸法(mm、cm、インチ)に変換する「モノサシ」だ。このモノサシのことを「解像度」と呼ぶ。モノサシの単位としてたとえば、dpi(dot per inch)がある。

Appleはこの混乱を解決するスマートな手段として、機器の解像度を強制的に固定した。72dpi に統一したのである。まるで通貨統一に似た快挙である。Appleは、当時ブランドとして発売したディスプレイの解像度設定を全て72dpiに固定した。何故、72dpiか。それは、文字フォントの慣習からきている。フォントは、9p、10p、12pなどのpointという単位で大きさが表されるが、これは、72dpiの解像度で、何ドット使ってフォントを作るかに由来している。だから、例えば72ポイントであれば、1インチ(=25.4mm)のサイズであることが決まっている。

ディスプレイを72dpiに固定してあるため、10ポイント(=3.5mm(=25.4*10/72)mmの文字を書くとディスプレイ上でも実際に、10ポイントの文字として表示され、そのまま印刷すると10ポイントの文字になる。Macintoshでワードプロセッサーを使っていて、ディスプレイ上で作って、100%表示した原稿の上に、印刷して出てきた原稿を重ねてみると同じ大きさに出てきたことを当時、随分感動したものだった。Appleエライ!

さらに、Appleは、もうひとつ、画面上に表されるものが「そのまま」プリンタから出力されるように、もうひとつの仕掛けを用意した。それは、「ガンマ」である。

(つづく)

%1)CANON EOS-20Dで撮影した、3200x2300pixelの画像は、このdpiの情報が72dpiとなっている。そのため、そのまま印刷すると47x32inch(=124x82cm!!)で印刷されてしまう。なので先の警告が出る。

EPSONのRD-1、 600万画素モードも調べてみたら。600dpiになっていた。3000x2000pixelは、5x3.3インチ(=12.5x8cm)に印刷される。

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コメント

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はじめまして!!
過去の記事で、
Photoshopで印刷しようとすると、「画像のサイズがプリント範囲よりも大きいため、画像の一部が切り取られます。」[続行][キャンセル]なんていう警告が出る。」
というものがありましたが、私は今その状態で悩んでいます;
フチ無し印刷をしても、画像の右と上が少し切り取られた状態で、画像が紙の中心からズレてしまいます。
これは解像度を72dpiにすれば解決するのでしょうか?
お答えいただけたら幸いです!

投稿: 宵 | 2010年9月16日 (木) 07時56分
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宵さん
いちのせです
宵さんがAdobe Photoshopの正規ユーザーでしたら、アドビに直接問い合わせした方が良いと考えます。もしくはフチナシ印刷の件でしたら購入されたプリンタメーカーの問い合わせ先にコンタクトしてみてください。
ちなみに、
解像度、画素(デジタルの)、物理的寸法(mm)の関係は、実生活に似たたとえが無く、初めて接する人には非常に理解しにくい概念だと思っています。
Photoshopの入門書などを購入し、実際に試行錯誤をして、解像度やリサンプリングの概念を勉強してみてください。
厳しいようですが、ここではご説明しません。

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